お願い | 大切な家族(ペット)を毒性植物から守るために

これは、みかんの知り合いの方に起こった、本当のお話です…起こしてしまった悲劇や後悔を他のワンちゃんや飼い主さんには味わわせたくない。そんな思いから、自らこの記事を書いてくださいました。

知らなかった方も、すでに知っておられる方も、今一度心に刻む機会になったらと思います。

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植物による命の危険

皆さんはお庭や散歩道に、毒性のある植物がある事をご存知でしょうか?


我が家は昨年8月、里子に迎えたアラレ[マルチーズ♀、当時3歳6ヶ月]を私の毒性植物の知識不足で亡くしてしまいました。
我が家を選んでくれたのに、私の至らなさで一緒に暮らし9ヶ月、4歳3ヶ月4日の生命にしてしまいました。悔やんでも悔やみきれません。


春になり庭の手入れをする為、玄関に置いてあった球根をかじり食べた事が原因です。


昼過ぎ部屋にかじり掛けの球根があり、しばらくしたら嘔吐、すぐに動物病院に行き手当てして頂きましたが、すでに体内に毒は吸収されており、翌日の早朝息を引き取りました。

我が家の様な思いをしてほしくない。

貴方の家族[ペット]を守るのは貴方の知識と迅速な行動に他なりません。


毒性の植物を摂取した際、様子を見るのは命取りです、躊躇なく救急で病院に連絡して下さい。


ペットに危険な植物』を知り、世界中の動物にとって不幸な事故が無くなる事を願っております。


アラレの飼い主[あられパパ]筆

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アラレちゃんの命が誰かの命に繋がりますように。

アラレちゃんがお空で楽しく過ごしていますように…!

あられちゃんのパパとママの思いが、沢山の人に届きますように❗

ペットが食べると中毒を引き起こす毒性植物

自宅にある観葉植物、庭に植えた花、花瓶に飾られた美しい切り花。

身近にあるのに毒性があることがあまり知られていない植物はたくさんあります。

置く場所や、お散歩の時にワンちゃんが食べてしまわないよう気をつけてほしい植物の一部を紹介します。

身近にある毒性を持つ花や観葉植物

  • 朝顔(あさがお)
  • アイビー
  • 紫陽花(あじさい)
  • イヌサフラン
  • 水仙(すいせん)
  • ペチュニア
  • かすみ草
  • グロリオサ
  • モンステラ
  • サボテン
  • シクラメン
  • スズラン
  • パンジー
  • ツツジ
  • チューリップ
  • 彼岸花(ひがんばな)
  • ポインセチア
  • ラベンダー

身近にあるものでもこれだけたくさん毒性植物があることに驚きます。

中でも特にイヌサフラン、グロリオサ、彼岸花は猛毒で危険です。絶対にワンちゃんが口にしないよう気をつけなければいけませんね!

イヌサフラン
グロリオサ
彼岸花

この他にも毒性のある植物がたくさんあります。

毒性植物は埼玉県上尾市、井上動物病院のHPよりご覧になれます。

この機会に、ご自宅にある観葉植物や庭に植えた花などの毒性の有無や、食べた場合の症状をぜひご確認ください。

そして少しでも多くの方へ広くお知らせいただき、悲しい誤食事故が起きないよう、どうかご協力をお願いします。